Fランク大学生の道標

Fランク大学の学生に知ってほしいこと

普段、この手のネタはあまり書きませんが、今回はいわゆるFランク大学出身の職員に
「なんでFランの自分を採用したんですか?」と聞かれたので、その時の体験談を記してみたいと思います。
また、私は、リクルーターや採用面接を通じて、数多くの就活生に対峙してきました。
Fランク大学と言われる学生が採用で不利とされる理由や、その対策もお話ししたいと思います。

なぜFランク大学生は就職活動で不利なのか?

学歴偏重の弊害が叫ばれるようになって久しいですが、それでもなお、「学歴フィルター」が問題となるのでしょうか?
採用担当者の面から学歴フィルターが未だに存在する理由を説明します。

1.最低限の学力が備わっているのかを判断するため
以前、下記の記事で興味深い内容がありました。

世の中は「簡単なこと」ができない人たちで溢れている(Newsポストセブン 2018年11月13日)

OECDが「国際成人力調査(PIAAC・ピアック)」というものを実施していて、
これは各国の国民がどんなスキルを持っているかを調べるもので、
OECD加盟等24か国・地域の16~65歳の男女を対象に、
「読解力」「数的思考力」「ITを活用した問題解決能力」を調査したものです。
問題例はホームページに載っています。それを見ると、たとえば読解力に関するレベル1は、ある選挙結果を提示したうえで「得票数が最も少なかった候補者は誰ですか」という質問です。他にも「この中にシェア10%以下の国がいくつありますか?」という質問がありますが、レベル1に達しないというのは、これに答えられないということです。

「問題文を読めなかったらどんな問題も解けるわけがない」
ここです。最低限の知識が備わっていないと、
仕事の指示をしても、理解できない。

Fラン大学の入試問題が小学生でも解けると話題に

こちらのリンクにあるように、今やFランク大学受験の問題の質はかなり低下しています。
上位校の学生は、問題文を理解する程度の学力は備わっているはずですので、
最低限の学力を持っているかどうかを判断するため、学歴フィルターは存在します。

2.企業側が全員を面接している暇がない。

当然ながら、企業は採用面接だけが仕事ではないので、採用面接に割ける人材と時間は限られます。
そのため、全ての学生を面接している暇はないので、一定のフィルターを掛けて、
面接対象者を絞っています。
SPIの結果や、独自の論文等を課している会社もありますが、
SPIの実施等も時間がないという会社については学歴が一つのフィルターとなっています。

3.大学受験ごときのハードルを乗り越えられずに、社会の荒波に耐えられるのか?

大学受験で学習した日本史や古文が仕事で役に立つ人はほとんどいません。
いかなる業種であっても、社会人に求められることは、こちらだと思います。
困難な事にいかに努力して立ち向かい、成果を出すか。
難関大学受験=困難。勉強=努力。合格=成果。

大学受験は、社会人に求められる素養を身に付けているかを判断する一つのバロメーターとなっているのです。
これが、学歴フィルターが存在する最も大きな理由です。

Fランク大学生で成功している人の特徴

私は過去多くのFラン学生を面接してきました。
私が見てきたFラン学生で成功している人の特徴を紹介してみたいと思います。

1.自分は学歴では劣っていると認識ししている

「学歴なんか関係ない」と豪語している人に限って、
「じゃあ学歴以外に何かアピールできるものあんの?」と聞くと、
「今はないけど、そのうちビッグになってやっから」と言います。

その点、高校時代は勉強してなくて学歴では劣っていると認識している人は、
その遅れを取り戻すために、努力しています。

2.学歴以外で輝ける何かを持っている、又はそのために努力している。

Fランク学生に限らず、採用面接で「今はまだ始めてませんけど、御社で働き始めたら、必要な知識の習得には努めてまいります。」という学生の言葉を信じ、採用していた時代がありました。

そういう人は入社してもまず努力しません。

そういう学生は、入社後に周りの同期が実績を挙げる中、自分だけ実績が挙がらず、居た堪れなくなって辞めていきます。
高校でも大学でも努力してない人が、社会人に入ってから、人が変わったように努力するかというと、決してそんなことはありません。

結局は、学歴で劣っているから、それ以外の部分でカバーできるように必死に努力している人が成功しています。
当たり前のことですけどね。

Fランク大学生はどうするべきか?

現状、学歴フィルターが存在している以上、Fランク大学生が就職活動で勝ち抜くためにはどうすれば良いのでしょうか?

1.難関大学に入りなおす。

仮面浪人等をして、難関大学に入りなおせば、学歴フィルターはくぐり抜けられますが、これは現実問題として無理でしょう。

2.とにかく資格を取る

難易度が高い資格を取るに越したことはありませんが、資格はないよりはあった方がマシです。
資格は、努力の結果の一つの指標となりますので、
何もしないよりは絶対に効果的です。
ESに何か光るものがあれば、目に留まります。

3.情報を収集する

就職フェア等に行けば、その時に採用担当者は居るはずです。
その際に、自分をアピールできれば、一歩前進できます。
業界や行きたい企業の事を好きになり、調べないと、絶対に面接でボロが出ます。

4.真面目をアピールする

説明会での様子は、思いのほか見られています。
当然寝るのは論外ですし、聞く姿勢も重要です。
背筋がピンとしている学生は前から見ているととても好印象です。

5.身だしなみを気を付ける

紙がボサボサ、スーツがヨレヨレ、ネクタイが曲がっている、靴が汚い。
面接や説明会をしていると、見た目でアウトという方が結構います。
身だしなみは、学歴に関係なく、ちょっと気を付ければ誰でもできる事です。

まとめ

学歴フィルターが存在している以上、Fランク学生は、上位校学生に比べると、
スタート地点で出遅れているのは間違いありません。
Fランク学生の多くが「学歴なんか関係ない」と豪語しますが、
それなら、学歴以外でアピールできる何かを身に付けなければなりません。
目指す業界によって、そのアピールできるものが何かを探し、努力し、取得することが必要でしょう。

色々書きましたが、結局は当たり前のことですが、
何をするにも、努力することは不可欠です。という事です。
Fランク大学に入学して、人生終わったという事は決してありません。
その後の努力次第でいくらでも道は開けますので、
日々精進することを忘れないでください。

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