2019年確定申告税理士が解説!!「医療費控除の明細の書き方」

確定申告で医療費控除の明細書の添付が必要となりました。

平成29年確定申告から領収書の添付に代わり、医療費控除の明細書の添付が必要となりました。
医療費控除の明細書の書き方について、解説します。


医療費控除とは?

こちらの記事も併せてご覧ください。

医療費控除の明細書とは?

平成29年分の確定申告から医療費控除を受ける場合には、「医療費控除の明細書」を提出することにより、「医療費の領収書」の提出又は提示は不要となりました。

「医療費控除の明細書」には、「医療費の領収書」等に記載された次の事項を記載します。
「医療を受けた方の氏名」、「病院・薬局などの支払先の名称」ごとにまとめて記入することができます。

  1. 医療を受けた方の氏名
  2. 病院・薬局など支払先の名称
  3. 医療費の区分
  4. 支払った医療費の額
  5. 4のうち生命保険や社会保険などで補填される金額

※1 医療費控除の内容を確認するため、「医療費の領収書」の提示又は提出を求める場合がありますので、確定申告期限から5年間、ご自宅等で保管してください。

テンプレートはこちら

http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/yoshiki02/pdf/ref1.pdf

医療費控除の明細書をエクセルで集計できないか?

こんなん手書きで書いて計算するのだりぃよって方はご安心ください。
国税庁のHPにエクセルでダウンロードできるフォーマットがございます。https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tokushu/h29_iryohi-download.htm

医療費控除の明細書作るのさえ、だるいよって方

経過措置として、平成31年分の確定申告までは、医療費控除の明細書の提出に代えて、医療費の領収書の提出又は提示によることもできます。

医療費控除の明細書の記載例

ポイントは、

  1. 人毎に集計
  2. 病院・薬局ごとに集計

という点です。

まとめ

領収書を貼り貼りするのがめんどくさい
→医療費控除の明細書を作成
医療費控除を集計して記載するのがめんどくさい
→平成31年までは、領収書の添付

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