経理担当者は、もっとテキトーに仕事をすべき

経理担当者はマジメ過ぎる

監査法人時代も、会計事務所時代もそうですが、
経理担当者というのは、マジメです。
会計処理をいかに忠実に行うか。税金をいかに間違えずに納めるか。
そればかりに注力しています。
今回は経理担当者が肩肘張らずに仕事ができる術をお知らせいたします。

2019年版経理担当者に役立つサイトまとめ

2017年12月9日
こちらの記事も併せてお読みいただければ幸いです。


勘定科目について

こんな問い合わせをよく受けます。
「雑費でいいですか?消耗品費でいいですか?」
正直どっちでも良いです。
大切なのは、

「資産か負債か、収益か費用か」

です。勘定科目間の間違いなんて、大した問題ではありません。
金額が大きい資産計上すべきものを費用計上してしまう。というような事さえなければ、
科目の入り繰りは気にしなくても大丈夫です。

予算計画について

予算を立てる際に、より精緻な数値を求める社長がいますが、
あくまで予算ですので、外部環境により大きく影響を受けます。
予算はざっくり立てても問題ありません。


上場企業の場合

上場企業の場合、「よりキッチリしなければ」と思いがちですが、そうでもありません。
指摘を受けるのは、監査ですが、
公認会計士の監査は、金額が大きいor重要な科目しか見ませんので、
ちょっとした科目の間違いや摘要の入力間違い等は、何ら問題ありません。

税務調査について

税務調査をビビる方がかなりいらっしゃいます。
「売上ごまかしてるんだろ?正直に吐け!!」と警察署の刑事とカツ丼の世界をイメージする方も多いみたいです。
私もこの業界に来る前まではマルサの女をイメージしてましたので、初めての税務調査対応の時は正直ビビってました。
ご安心ください。税務署はチョロいです。
税務署の仕事なんて、「一生懸命やればやるだけ嫌われる仕事」です。
そんな仕事を普通の人がやりたいと思いますか?
つまり、税務署の職員は普通の人がいないんです。
税務署の職員が預かった資料を失くす。
約束の日時をすっぽかす。
こんな事が、時々起こります。
当然脱税はダメですが、税務署の職員の仕事もいい加減なので、
多少いい加減に経理をしていても、その辺はスルーします。
金額が大きい重要なものだけチェックします。

経理担当者はこれだけを押さえる

さて、テキトーに仕事をやっていいとお伝えしましたが、
全部が全部テキトーではさすがにダメです。
では、何を気を付けるべきかお伝えしましょう。

  • 金額が大きいもの
    何をもって大きいとするのか判断が分かれますが、概ね100万円以上の取引は最新の注意を払って処理しましょう。
  • 費用にすべきか試算にすべきか
    例えば修繕費ですが、修繕費のうち、資産の価値を高めるものを資本的支出といい、資産計上しますが、税務調査でもここはよく見られます。資産計上すべきものを費用で処理していないか?という点は気を付けましょう。
  • 迷ったら保守的に処理する
    保守的にという言葉にも税務上と会計上で違いがあります。
    税務上は、税金がより高くなれば保守的となりますので、「売上は多く、費用は少なく」となります。
    一方会計上は、売上や利益を低く見積もる事が保守的となりますので「売上は少なく、費用は多く」となります。
    一般的に上場企業以外の経理であれば、税務上の保守的な処理「売上は多く、費用は少なく」という処理をしていれば、税務調査で問題を指摘されることはありません。



まとめ

上司が細かい人なら、しょうがないですが、
経理や税金の処理は、勘定科目や課税区分が多少間違ってもそれだけで致命的な損害とはなりません。
「間違ってたら直せばいいや」
それくらいの楽な気持ちでお仕事しましょう!!



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