パーツモデル 手タレの仕事とは

パーツ写真1

パーツモデル(手タレ)の紹介

パーツモデルというと、聞きなれないかもしれませんが、
「手タレ」「足タレ」と言うと、理解できる方が多いのではないでしょうか?
パーツモデルがどんな仕事なのかご紹介したいと思います。
最近では、ハンドケア・ネイルケアグッズも数多く出回ってますので、
手のケアに興味がある方にも、参考になるかと思います。


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パーツモデルの仕事

パーツモデルには、下記のような仕事があります。

  • テレビCM
  • ファッション雑誌(時計やアクセサリー)
  • 企業の商品パンフレット
  • 広告

などなどです。
CM出演者が女優さんで、手だけバーツモデルというCMも多くあります。

パーツモデルに求められるもの

「パーツモデルは手が綺麗なら良いんでしょ?」とよく聞かれます。
もちろん、綺麗さは必要ですが、それだけではありません。

「私は手が小さいからor手が大きいから、手タレは無理」
と言われる方も多いと思います。
商品によって、求められる手は異なります。
例えば、小さく見せたい商品の場合は、大きい手のモデルさんの方が商品が映えます。
一方、食器用洗剤のCMの場合、ビシッとネイルをした手より、「お母さんのような手」の方が
商品のイメージには合います。

動きがあるコンテンツですと、実際にその商品を使いながら、商品が際立つような動きを求められます。
普段の使い方とは異なる手の動きでも、商品が美しく見えるためには、不自然な動きが求められることもあります。

例えば、缶コーヒーのCM。右手の人差し指だけで缶のタブを開けます。普通なら両手で持って、親指と人差し指を使って開けます。そうしますと、商品のラベルが手で隠れてしまい台無しですので、不自然ですが人差し指だけで開けます。この場合、現場では既に蓋は開いていて、開けやすいようになっています。このような不自然な動きを、なるべくナチュラルに魅せるのが簡単なようで難しいです。

あくまで、主役は商品ですので、商品を邪魔しないようにするのが大変です。

パーツモデルで大変なこと

当然のことながら、手を綺麗に保つことは絶対です。
そのためには、具体的にはどうするか?

  • 怪我をしない
  • 日焼けをしない
  • 手荒れをさせない

です。当たり前ですけどw
具体的にはこちらの記事に記載してます。

撮影のスケジュールが決まってから、手に傷がつくことは、損害賠償沙汰になる恐れもあるので、
細心の注意が必要です。

パーツモデルになるためには

パーツモデルになり、実際に仕事をするためには、下記の手順が必要です。

  1. モデル事務所の審査に応募
  2. モデル事務所に所属
  3. 宣材写真の撮影
  4. 各お仕事ごとにオーディションor写真選考
  5. 実際にお仕事

モデル事務所に所属すると、仕事の依頼が来ます。
その仕事でスケジュールが合うか返事をすると、写真選考orオーディションがあります。
オーディションでは、実際の商品を持って写真を撮ったり、指示された動きをします。
仕事の依頼自体は結構な頻度で来ますが、ほとんどの仕事で選考に漏れます。
お仕事を依頼する側も過去の作品を参考に商品イメージに合ったモデルを選びますので、
実績がない初期はほとんど仕事がありません。
ちなみに、撮影の仕事はほとんどが都内で平日の昼間です。
昼間お仕事をしてる方、東京以外の方が、副業でと考えている方はご注意ください。

パーツモデルのお金の話

  • 収入の話

パーツモデルだけで生計を立てられる方は、おそらく国内でも数人しかいないのではないでしょうか?
男性では絶対無理です。
パーツモデルの報酬形態は、拘束時間でいくら、撮影一回でいくらとマチマチです。

  • 支出の話

実は結構お金が掛かります。主な支出は下記のとおりです。(事務所によって異なります)

  • 事務所の所属経費(月額数千円)
  • 宣材写真撮影費用(2~3万円/約3年ごとに撮影し直し)
  • アルバム作成費用(約3万円/年)
  • オーディション、撮影現場までの交通費(交通費は出ません(遠方を除く))
  • ハンドケア費用

所属初年度はおそらく赤字です。
年に3回くらい仕事をすれば元を取れます。
このように、結構お金が掛かりますので、脱サラしてモデル専念というのは絶対にお勧めしません。

まとめ

このように、お金が掛かり、メンテナンスも大変なパーツモデルですが、
自分の手の写真が駅の壁一面に貼られていたり、雑誌の表紙になったりすると嬉しいものです。
本記事がパーツモデルを目指す方の一助になれば幸いです。

注目!!

  • 手が綺麗なのが絶対条件
  • 維持が大変
  • お金もかかる
  • 専業は無理
  • でも、やってて楽しい

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